未経験でも大丈夫?医療機器メーカーの入社難易度と入社後
中途入社で未経験で、医療機器業界に転職ってちょっと不安ですよね...
私自身も新卒時に入社した会社は医療業界とは全く関係ない業界でしたので、中途採用でエントリーするだけでも高いハードルを感じていました。
転職サイトやエージェントさんからは結構すすめられるけど正直取っ付きにくいな、という人も多いのではないでしょうか?
かくいう私も皆さんと同じように感じていた立場でした。なのでこのブログを通じて皆さんのマインドを少しでも変えられたら幸いです。
今回は、
- 未経験でも大丈夫?医療機器業界
- 未経験者の入社難易度は?
- 入社後はどういう流れ?
という流れで説明していきます。
未経験でも大丈夫?医療機器業界
未経験者でも医療機器メーカーへの転職は可能ですか?という、皆さんの疑問にお答えします。
未経験者こそ医療機器業界を受けてください!
これはガチです。
転職情報サイトなどには『未経験者歓迎』と書いてありますよね。
「書いてはあるけどほとんど採用されることはないんでしょ~」って皆さん思っていませんか?私は思っていました。でも、あの『未経験者歓迎』は本当に歓迎しているんです。
詳細なデータなどはありませんが、私の実体験を話させていただくと1社目の同期は6人中5人が未経験者です。2社目の同期も4人中3人が未経験です。2社目に関しては私以外未経験ということですね。
そして先輩や後輩に聞いても同期で経験者が半分以上ということものほうが珍しいです。
もちろん私のように自分が働きやすいと思う競合他社に業界内で転職するパターンもありますが、ほとんどの入社者は未経験者なのです。
さらに前職も様々です。銀行員・証券マン・SE・住宅営業・ホテルマン・旅行代理店。決して全員が営業だったわけでもありません。様々な考え方を共有し、一つの価値観にとらわれない傾向があるのではないかと思います。
医療機器業界は間口が狭いように勘違いしがちですが、様々なバックグラウンドを持った人たちが集まる非常に面白い業界です。
未経験者の入社難易度は?
難易度は決して高くないと思います。なのに平均年収は高いです。
詳しくは書けませんが、求人欄には大卒以上とあってもそうでない人でも採用されていることもあります。
前述にもありますが、前職はさほど関係ありません。入社して何を得たいのか・どういう風に成長していきたいのか・何を以ってその会社に入りたいのか、ということをしっかりと準備して臨めばチャンスはいくらでもあります。
職務経歴書や志望動機はかなり重要視されていると思います。自分一人でするよりもプロと一緒に作った方が目に留まるものができるのは間違いありません。私も無料の転職エージェントを利用して職務経歴書や志望理由を作り上げていきました。
志望動機と入社して何をしたいか・どうなりたいかということをしっかり固めて、一貫性をもって熱意を伝えることができたなら決して難しくはないと思っています。
入社後の流れは?
採用を勝ち取って終わり、ではありませんよね。むしろそこからスタートなのでそこからのお話をさせていただきます。
医療機器を扱うということは、時には患者さんの命にかかわる場面に遭遇することもあります。そんな時に私たちができることがあればできようにしっかりと知識をつけておかなければなりません。
なので、ほかの業界と比較すると研修は充実している会社が多いと思います。
私が循環器の分野の製品を取り扱っています。わかりやすく言えば『心臓』関連です。
入社する前は心臓の構造は中学生の理科の教科書で習ったレベルのことしか知りませんでした。
しかし、入社してからしっかりと研修で知識はつけられます。会社によって期間は違いますが、短い会社でも1週間は製品研修があると思います。長ければ数か月に及ぶ会社もあります。ほとんどの同期が未経験者ですから、スタートラインは同じです。
研修の中で同期と教えあいながら頑張った時間は現場に出てから必ず役に立ちます。
研修後も先輩社員と同行して、実際のオペ場での行動や先生とのやり取りを勉強していきます。この同行期間で様々な先輩と同行することで現場で独り立ちしたときに使える知識を増やしていきます。
もちろん最終的には現場の担当として独り立ちする日が来ますが、わからないことがあったらすぐ聞けるよう同行の時に関係を作っておくことも大事です。
この業界はわからないことはバンバン聞いても怒る人はそうそういません。むしろ、わからないことをそのままにしておく方が怒られます。若いうちにたくさん失敗して学べというスタイルが業界全体にあるような気がします。
入社してからは、会社が用意している研修プログラム⇒先輩社員と同行⇒知識がある程度ついてきたら独り立ち、そしてtry&errorを繰り返して知識をつけていきます。
医療の世界は答えがないことが多いです。そんな中でその場に応じた最適解を導ける知識をつけていくことが必要です。
先生たちでさえ日々、論文を読み新しい知識をインプットしています。
私たちも置いて行かれないように、日々新しい知識を身につけることに意欲がある人が、この業界でも目立てるのではないかと思います。
まとめ
医療機器業界は決してハードルは高くはありません。
未経験者がほとんどなのでスタートラインは一緒です!
勉強することは多いですが、その分のやりがいと見返りは保証します!
皆さんもぜひ医療機器業界に転職してみませんか?